共に築く協同組合へ 令和2年度集落懇談会開催

JA洗馬
地区ごとに開催した分散会では多様な意見質問があった
地区ごとに開催した分散会では多様な意見質問があった

JA洗馬は、2月17日水曜日、令和2年度集落懇談会を開催した。この日は雪が舞うあいにくの天気であったが、管内の正組合員農家、准組合員あわせて約60名が参加した。
開会に先立ち北沢泉代表理事組合長より「なくてはならないJAづくり」に向け邁進するとともに、管内農産物生産拡大に向けJAと生産者が一体となって進みたいと挨拶があった。
懇談会では、JA洗馬の財務および事業状況、5月にオープンが予定される生活センターおよび農産物直売所の概要について説明を行ったほか、地区単位の分散会を開催し、日頃の事業運営に対する多くの質問や意見をお伺いした。
中でも「販売事業のチャネル拡大に対する意見」や「ITを使った技術導入による付加価値の付いた農業への挑戦」、「JAの生産販売目標と農家としての考え方」などの話題が各分散会で議論されていた。
それぞれ寄せられた質問や意見に対しての回答は、JA内で協議し管内全世帯に広報誌を通じて周知していく。
出席した都筑和彦理事金融部長は「健全経営を第一に考えることは当然ながらも、組合員や地域の声にどれだけ応えられるか、SDGsの概念「誰一人取り残さない」を意識して取り組めるかが、JAのキャパシティの大小として評価されると思う。JAの自己改革への挑戦も日々意識して事業運営していくことが大切」と話していた。

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