JA佐久浅間は新型コロナウイルスの影響で、各種イベントが中止・延期になり、花きの需要が落ち込む中、花き販売を盛り上げようとJA女性会で取り組む花育やJA役職員購入運動を展開している。
1月25日から27日にかけて、佐久穂町のJA八千穂店で行われたJA女性会支部会では花育の一環として、JA花き果樹振興センターの担当者が、花きの販売情勢やJAの出荷体制、花の生態などを説明した。
また、消費拡大の一環としてJA役職員購入運動を企画し、1月はアルストロメリア640本を販売。今後も管内産花きの役職員購入運動に取り組む方針だ。
アルストロメリアは、佐久穂町や佐久市を中心に栽培。10月から出荷が始まり、4月中旬をピークに5月下旬まで続く。今年度は関東方面を中心に18万本出荷する予定だ。
JA花き果樹振興センターの渡辺みなみ係は「消費が落ち込んでいる中で、花育や購入運動を通じて管内産の花きの良さを知ってもらい、生産者のために一本でも多く販売していきたい」と話している。