JAグリーン長野は、長野市篠ノ井のグリーンパレスで1月25日、「第9回フォトコンテスト」の審査会を開いた。全日本写真連盟や写真家など審査員9人が94作品を審査し、13作品への褒賞授与と、栁澤智子さんの「美味しそうなサクランボ、どこだ?!」へのグランプリ授与を決定した。
コンテストは、同JA管内の農業農村風景を写した作品を長野県内在住者から募集し、「農業の魅力の再発見」につなげるもの。今回のテーマを「いいね!農業」に設定し、8月下旬から1月上旬まで募集した。新規6人を含む28人から出品され、審査員は「地域農業の理解促進」に即したものであるか、またテーマ性、撮影技術などをポイントに審査した。
全日本写真連盟関東本部委員・長野県本部顧問の畑上稔生審査員は「コロナ禍でも、ほぼ前年並みの作品数が集まり、定着している大会となっている。風景と人物を写す写真は非常に難しいが、人物の配置がよかった」と総評した。審査員長の駒村信一専務は、「季節感のある写真で、地域の農業の魅力が伝われば良い」と話した。
褒賞作品は、JA広報誌「エバーグリーン」の表紙を飾るほか、JAの広報活動に使用し、農業への理解醸成につなげたい考えだ。