ドライフルーツ製造、無添加で本来の味生かす

JAながの
サンふじで作ったリンゴチップス
サンふじで作ったリンゴチップス

JAながのの農業関連子会社「ながの農花」は、リンゴを乾燥させた「リンゴチップス」の製造を行っている。昨年までは試験的に製造と販売を行い、商品ブランドの開発に努め、品質や販売先など一定の方向性を確立したため、今年から本格的に導入した。現在は、約400キロのリンゴを加工し、大阪の市場向けに出荷する。出荷後、パッケージされたリンゴチップスは、関西エリアの果実専門店や量販店などで販売される予定。
須坂市内のJA加工施設で、2~3ミリに薄切りした「サンふじ」や「シナノゴールド」を食品用乾燥機に24時間かけて作る。調味料や添加物は使わず、リンゴ本来の甘みや風味が楽しめる。
ながの農花はこのほか、製造したリンゴジュースをJA管内の旅館などに販売しているほか、シャインマスカットとナガノパープルの干しブドウをJAオンラインショップなどで取り扱っている。

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