地元の応援を強く感じ、直売所運営に生かす

JAみなみ信州
最終の抽選を行う木下周次会長
最終の抽選を行う木下周次会長

JAみなみ信州農畜産物直売所連絡協議会は、12日飯田市鼎のJA本所でJA直売所イベント「ぐるっと巡ってご意見番!」の最終抽選会を行った。
JA直売所を知って楽しく利用してもらおうと2017年に始まった同イベントは、利用者の声をJA直売所運営に反映しようとアンケート重視に毎年リニューアルし4年目の取り組み。
期間内に、管内の直売所で500円以上利用したレシートの添付とアンケートへの回答を条件として募集し、月ごとに抽選会を行ってきた。
5000円相当の農産物が当たる「うまいんだに賞」をはじめ、1000円のJA商品券が当たる「ありがとなん賞」などの当選者を決めた。
全期間の総応募数は、前年を607通上回る1519通となった。全期間で200人が当選した。
当日、同協議会役員やJA職員4人が集まり最終となる12月分の抽選会を行った。
12月に応募があった292通の中から、うまいんだに賞5人、ありがとなん賞20人、またおいでなん賞15人の当選を決め、締めくくった。
同協議会の木下周次会長(55)は「今年度は地元の多くの方に利用いただき、支えられていることを特に強く感じた年でした。応募数も年々増加し、直売所運営に広くご意見をいただきました。消費者にも生産者にも、より良い直売所にしていけるよう協議会で検討していきます」と話した。
同協議会はアンケートで集めた農畜産物を使ったおすすめレシピについても、同JA広報誌や各店舗での紹介などを検討していく。

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