福祉施設へ米・タオルなど寄贈

JA木曽
櫛原所長(中)に米とタオルを届けた田屋組合長(左)と田上女性部長
櫛原所長(中)に米とタオルを届けた田屋組合長(左)と田上女性部長

JA木曽と同JA女性部は8日、木曽郡内の高齢者や障がい者などの福祉施設6カ所を訪問し、地元産の米120キロやタオル・シーツ680本などを贈った。田屋万芳組合長と中島拓也専務理事、そして田上仁美女性部長をはじめ女性部役員3名が2班に分かれて、老人ホームのサニーヒルきそ、木曽寮、木曽あすなろ荘、なんてんの里、障がい者支援施設の上松荘、児童養護施設の木曽ねざめ学園を訪問した。
木祖村の特別養護老人ホームのサニーヒルきそでは、「コシヒカリ」の独自ブランド米「初恋」20キロとタオル・シーツ約135本を同施設の櫛原洋治所長に手渡した。田屋組合長は「毎年恒例となっているが少しでもお役に立てればうれしい」と話した。櫛原所長は「コロナ禍にもかかわらず、毎年提供していただき助かっている。利用者の食事のために使いたい」と感謝の言葉を述べた。
上松町の児童養護施設・木曽ねざめ学園ではコシヒカリ「初恋」20キロとボックスティッシュ5箱入り5個を同施設の宮木昭彦施設長に手渡した。
新型コロナウイルス感染が全国的に拡大している中、各福祉施設の入居者への感染防止のため、寄贈品の受け渡しは玄関先や玄関近くのホールにて行った。
この事業は2002年から始まり、今年で20回目となる恒例の行事。例年だと、JA祭で開催する木曽郡農産物品評会に展示した農産物の販売代金などで米を購入して贈呈していたが、昨年は新型コロナウイルス感染状況を考慮し中止した。しかし、コロナ禍で家族に会うことができない施設入居者を励ます気持ちも込め、JAからの米の贈呈とJA女性部ボランティア活動の一環で部員などから募ったタオルやシーツを届けた。

MENU