タブレット端末導入で営農相談機能充実へ JAファーム佐久店

JA佐久浅間
導入したタブレット端末を活用するJA職員
導入したタブレット端末を活用するJA職員

JA佐久浅間は、長期ビジョン3カ年プラス2カ年計画に掲げる重点取り組み事項の一つ「営農指導体制の強化と営農相談機能の充実」に向け、本所に隣接するJAファーム佐久店にタブレット端末を導入した。利用者からは農薬の使用方法や病虫害の対策など、店内でアドバイスを受けられると好評だ。
タブレット端末は、農山漁村文化協会の検索システム「ルーラル電子図書館」が活用でき、常に農薬などの最新情報を提供できる。操作も簡単で「農薬検索」などの各項目をクリックして、適用農薬や希釈倍率、使用量など欲しい情報を素早く検索できる。
同店内には地元生産者でつくる直売所「さわやかグリーンセンター」があり、端末を通じて出荷者への営農指導などにも活用できるとして期待がかかる。同店で営農相談業務を担当する大塚正志調査役は「端末の画面で写真やイラストを見ながら説明すると、口頭での説明より理解が深まる。最新の情報を活用して営農相談機能の充実と利用者サービスの向上につなげたい」と話している。

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