班員の思いが形に、JA上伊那生活部会「オリジナルエコバッグロゴマーク賞記念品贈呈式」

JA上伊那
記念品を受け取り笑顔の井澤さん(中央)
記念品を受け取り笑顔の井澤さん(中央)

JA上伊那生活部会の「オリジナルエコバッグプロジェクト」は1月13日、箕輪町支所で「オリジナルエコバッグロゴマーク賞記念品贈呈式」を開いた。2020年9月に同部会の班員からオリジナルマークとキャッチフレーズを募集。895件(内マーク113件)の応募の中から箕輪町で木下南部1地区生活班長を務める井澤美由紀さんのマークとキャッチフレーズが採用された。この日、同支所生活部会の有賀昭子部会長から記念品が贈呈された。
同プロジェクトはコロナ禍において班員が「集まることはできなくても、連帯感をもってワクワクする活動がしたい」との思いから生まれたプロジェクト。2020年7月のレジ袋有料化をきっかけに国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」に関心が高まる中、素材やサイズにこだわったエコバッグづくりに初めて取り組んだ。マークの色には今年の生活部会のテーマカラーの「桃色」を使用。布地にはペットボトルの再生ポリエステルを使用している。
選ばれたのはハートや地球、花、緑を連想させるマークと「One for all All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」のキャッチフレーズ。マークやキャッチフレーズが生活班にふさわしく、一体化されていること。多くの作品の中でも目を引くものがあり、ロゴマークとしての完成度が高いことから選ばれた。
井澤さんは「コロナ禍で計画通りの活動ができず、沈みがちな班員に声をかけてみんなで応募した。キャッチフレーズのように生活部会全員で助け合いながら活動し、班員以外の人にもアピールしていきたい」と話した。
エコバッグは2月を目途に全班員のもとへ配布される。

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