JA佐久浅間三岡野菜部会は12月25日、小諸市のJA三岡店で野菜部会栽培講習会・販売反省会を開いた。部会員やJA関係者など39人が出席。2020年度の販売実績を振り返るとともに、来年度に向けた栽培講習会を行い、高品質な野菜の栽培に取り組むことを確認した。
20年度は、4月の低温、6月からの長雨による日照不足、8月の高温・干ばつなど同部会の主要品目であるレタスやブロッコリーなどの栽培管理の難しい年となった。同部会の販売額は前年比92%の4億5500万円だった。
次年度への対策として、適正な品種選定、育苗管理の見直し、定植作業は日中を避けて夕方に行う、土づくりの強化等が挙げられた。
高橋正広部会長は「栽培管理に苦慮した年となった。今年の反省を生かし、部会員で情報共有を図りながら、来年度も高品質の野菜を栽培しよう」と呼び掛けた。