フラワーアレンジ講習にYouTubeを活用

JAみなみ信州
講習会で活用するフラワーアレンジの動画
講習会で活用するフラワーアレンジの動画

葬祭事業を行う(株)ジェイエイサービス(飯田市)は、16日「迎春アレンジメントフラワー」の作成用動画のYouTubeでの配信を開始した。
コロナ禍で外出を控える人にも、楽しんでもらえるよう同社の生花事業部「虹の花工房リブラン」が製作した。
毎年、JAみなみ信州女性部が支部活動でリブランを講師に行う「迎春アレンジメントフラワー」の講習会だが、今年の開催や講師派遣を検討する中で、できることを模索し動画を見ながら自宅でもできるようにと、10月から製作を始めた。
完成した動画は、全編に同事業部の大平友保係長が出演し、2部構成にした動画では前編で今回使用する生花の紹介と基礎編を、後編では手順を踏みながら一つひとつの花木の長さや配置、スペースの使い方などを細かく解説してある。
動画で使用した花木の種類やオアシス入り籠や飾りの水引などの材料は同様のものをセットにして販売し、個人で準備するものは花切りハサミなど自宅にあるもので、動画に沿って進めると手軽に完成するよう工夫している。
同JA女性部が少人数単位で開催予定する今年度の同講習会は各支部の役員、エプロンサポーターが講師を務めることになり、17日18日に講師向けの講習会を、飯田市長野原のJA虹のホール竜丘で行った。
豊丘支部や喬木支部の役員やエプロンサポーター、事務局の10人が参加した。
講習会では参加者は動画で説明を確認し補足やポイントを大平係長が行いながら、アレンジメントフラワー制作を行った。
参加した喬木支部の牧内恵さんは「動画は丁寧で分かりやすく良かったです。本番では講習会の講師補助をするので、自宅でも動画で復習していきたい」と話した。
大平係長は「コロナ禍でもご自宅でお花を楽しんでもらえる仕組みができました。喜んでいただけるように動画ができたことを広めていきたいし、冠婚葬祭を知っていただけるようにさらに動画を活用した事業展開にもつなげていきたい」と話した。
JA女性部では今年、およそ170セットの注文を受け、支部活動や自宅でアレンジメントフラワーを楽しんでいく予定。

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