新商品を生産者へPR、JA佐久浅間しらかば地区農機・肥料・農薬説明会

JA佐久浅間
最新機種の説明を聞く参加者
最新機種の説明を聞く参加者

JA佐久浅間は12月18日、佐久市のJA望月店で水稲生産者らを対象にしらかば地区農業機械・肥料・農薬説明会を開いた。良質米産地で知られる同市浅科地区の担い手生産者グループ「信州あさしな99」が、メーカーとの情報交換の場を設けようと2015年に始めたのがきっかけ。産業用ドローン(小型無人飛行機)やロボット草刈り機などのスマート農業最新機種の展示もあり賑わった。
会場には肥料・農薬メーカーなど19社のほか、農業農村支援センターとJA全農長野が相談コーナーを設置。労力軽減や作業時間短縮に向けた最新の機械や資材を紹介した。参加者は各ブースを回り、メーカー担当者に商品の使用方法や特徴などを確認し、来年に向け知識を深めた。
参加者は「最新の資材の特徴などをメーカーから聞いて、来年の栽培に役立つのでとても有意義な時間になった」と話す。
メーカー担当者は「生産者から直接話を聞くことにより、今後の商品開発に生かせる。JAを窓口に農家さんと深いつきあいもできる」と話している。
事務局のJAしらかば西部営農センターの今井由春主査は「生産者に最新資材の情報を提供し、有効に使っていただくことで、労力軽減や農作物の品質向上につなげたい」と期待を込める。
JAは今後も生産者のニーズに応え、低コストで安全な農機資材の普及に取り組み、農業所得の増大と地域農業の振興につなげる方針だ。

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