地域医療に感謝込めて「歩行器」贈呈

JAグリーン長野
目録を渡す駒村若穂総支部長
目録を渡す駒村若穂総支部長

JAグリーン長野女性部若穂総支部は、JA長野厚生連長野松代総合病院附属若穂病院(長野市若穂)に、「歩行器」2台を寄贈した。総支部役員が中心となって長年続けるボランティア活動「アルミ缶回収」の収益金を使って贈ったものだ。
12月24日に、若穂総支部駒村千春総支部長、JA役職員、熊木俊成院長、病院関係者が出席して、寄贈式を同院で開催した。例年、JAイベントでの販売活動の収益も合わせて、病院の要望に応じた品物を贈っているが、今年は新型コロナウイルスの影響で販売活動の機会がなく、また、寄贈式を行う「病院祭」も中止となった。このなか、総支部では「少しでも地域の病院に恩返しがしたい」と、総支部・支部の役員が中心となって「アルミ缶回収」に励み、6月から10月は農作業や家事の合間をぬって病院周辺の草取りに取り組み、病院への貢献と今回の寄贈につなげた。、
式では、駒村総支部長が、経過を報告し、「JA祭などが中止となったが、地域の病院に少しでも恩返しになればとボランティアを続け、お贈りすることができてよかった」と、熊井院長に目録を贈呈。熊木院長は、感謝とともに「新型コロナウイルスの影響も大きいが、病院は地域の要としてみなさんとともに精一杯頑張っていきたい」と話した。
歩行器は、高さ調整機能がつく歩行器(歩行補助器)で、来院した患者用、リハビリ等に活用されるという。若穂総支部では、引き続き、ボランティア活動を継続していく考えだ。

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