おしゃれしめ縄づくり、来年への願い込め

JA信州諏訪
佐宗さん(左)に教わりながら、「壁に飾った時のバランスはどうかな」と最終調整をする参加者
佐宗さん(左)に教わりながら、「壁に飾った時のバランスはどうかな」と最終調整をする参加者

JA信州諏訪は12月21日、茅野市の玉川研修センターで「おしゃれしめ縄リースづくり講習会」を開いた。女性部員、男性組合員向け講座「弾男(だんだん)倶楽部(くらぶ)」のメンバー25人が参加。華やかで一風変わったしめ縄づくりを楽しんだ。
コロナ禍の現在、3密を避けてできる季節の行事として初めて企画・実施した。1テーブルに2~3人ずつの少人数で作業ができるよう、午前・午後の2回に分けて開催。講師は原村でフラワーショップ「Arles」を経営する佐宗(さそう)りえさんが務めた。
テーマは「固定概念に捉われず、自分好みのしめ縄リースをつくろう」。しめ縄は、ベーシックな緑色のほか、色鮮やかなピンク色や赤色などを用意。花も椿や洋ギク、ハスなど多種多様で、参加者は「どの組み合わせがきれいかな」と悩みながらも、好みの材料をそれぞれ選んだ。佐宗さんから「しめ縄の結び目あたりにはメインとなる大きな花を、周りに小さな花を貼り付けると、バランスのとれたモダンなリースになります」とのアドバイスを受け、花の配置を工夫しながら制作。約1時間後、個性あふれる作品が仕上がった。
五味浩美さん(56)は「来年も毎日元気に生活できるようにと願いを込めてつくった。上手にできたので、玄関に飾りたい」と笑顔を浮かべた。

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