地元でのびのび農業、身近な農家心強く

JAながの
苗木の準備をする丸山さん
苗木の準備をする丸山さん

リンゴの名産地として知られている飯綱町。一面にリンゴ畑が広がるこの地で、2年前に就農した丸山聖次さん(22)は、両親と共にリンゴ生産に励んでいる。サンふじを中心につがるやシナノスイート、シナノリップなど10品種ほど栽培。収穫と出荷作業が落ち着いた12月中旬は苗木の定植作業を行った。
高校卒業後、農業関係の学校で二年間、農業の基礎を学んだ。「農業について学んでいる中で地元で就農する気持ちが芽生え、すぐに実践して知識を生かしたかった」と振り返る。就農してからは、自然の中でのびのび出来る仕事にやりがいを感じている。
「まだ両親に頼る場面も多いが、任される仕事が日々増えてきた。作業面では力になっているが、今後は経営面もしっかり学んでいきたい」と話す丸山さん。JAながの青年部の仲間や地元の先輩農家に栽培技術の相談をすることもあり、身近な農家の存在を心強く感じている。

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