地元産きのこの魅力発信、学生がレシピ考案

JAながの
学生が考案したきのこ料理が並ぶ試食会
学生が考案したきのこ料理が並ぶ試食会

長野市の清泉女学院短期大学1年生44人が選択するマーケティングの授業では、学生がきのこレシピや販売戦略などについて発案し、消費拡大に向けた取り組みを展開している。JAながのとJA全農長野が協力し、学生が料理に使うきのこを提供したほか、講義の中で地域のきのこ産業の歴史や流通などを伝えている。
12月15日、学生が考案したきのこ料理の試食会を行った。長野市内のイタリアンレストランのシェフが学生のレシピをもとに、えのきたけ、ぶなしめじ、なめこを使ったきのこ料理12品を調理し、学生の代表者8人が試食した。「えのきカルボナーラ」「ぶなしめじとチーズのマフィン」「なめこと長芋のネバネバグラタン」など、素材の味や食感を生かした料理が並んだ。
今後はレシピの発信に向けて、調理の改良や優良レシピの選定を行う。また、数品に厳選したきのこ料理は、イタリアンレストランのメニューとして提供する計画をしている。

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