アグリセミナー「ブドウ剪定講習会」、技術学び安定生産めざす

JAながの
剪定のポイントを説明する営農技術員と受講者
剪定のポイントを説明する営農技術員と受講者

JAながのちくま営農センターは地域農業の担い手育成に向けて、定年帰農者や新規就農者などを対象に「アグリセミナー」を開いている。「リンゴ・モモ」と「ブドウ」の受講コースがあり、現地研修や土づくり講習会、受講者の園地点検などを行い、受講者は4月から翌年3月までのカリキュラムで、一連の作業を習得している。
12月2日、千曲市八幡のブドウ園地でセミナー「ブドウ剪定講習会」を開いた。受講者11人が参加し、剪定技術と生育管理について学んだ。
果樹担当の営農技術員が実際に木を剪定して、台風や果実自体の負荷にも耐えられるしっかりとした骨格作りのポイントを説明。また「高品質の果実を収穫するためには剪定やその他、一連の管理作業を適期に正確に行うことが重要」と伝えた。受講者は熱心に剪定技術を学んだ。
次回の1月に開く講習会では、これまでの栽培を振り返り、生育に関する情報共有と対策について学ぶ予定。

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