JAグリーン長野は、12月2日から12月4日にかけて農業用廃プラスチックを回収した。4会場で開催。生産者が、肥料袋や農業用ビニール等を持ち込み、580戸から約25トン(昨年実績490戸・20トン)が集まった。現場では、営農技術員や営農部・生産購買部職員が生産者が持ち込んだ廃剤の荷降ろしをサポート。素材別に計測器に乗せて、重量を測定した。営農部によると、昨年の台風19号災害以降、廃材等がやや増えていること、また、今季は例年よりも1週間遅く日にちを設定したことで、各農家が片付け時間に余裕を持てたこともあり、例年よりも量が多くが集まったものと見ている。その日のうちに業者に産業廃棄物処理業者へと引き渡し、適正に処理された。
JAでは、農業用廃プラスチック回収は、JAの掲げる「環境に優しい農業」の一環として行っているもので、不法投棄防止と、これによる環境汚染防止に努めている。1月末には、不要農薬の回収を予定し、合わせて生産者への環境に配慮した農業の実践を呼びかけている。