ドローン導入に向けて必要資格など確認 池田町で農業用ドローン講習会開催される

JA大北
ドローンでの農薬散布の様子を確認する参加者ら
ドローンでの農薬散布の様子を確認する参加者ら

JA大北南部工機燃料センター池田農機センターとJA大北南部営農センター池田営農センターは11月17日、農業用ドローンの講習会を池田町内のほ場で開催した。
今回の講習会は、近年、農作業の省力化機械として導入が進みつつある「農業用ドローン」の導入、運用に向けて、実際に何が必要なのかを農家に知ってもらうのを目的に、同センターがJA全農長野と協力し開催。
この日は同町内の水稲農家やJA関係者など約40人が参加。JA全農長野やドローンメーカーの社員を講師に、ドローンを取得する際に必要な予算や資格、資格取得に向けた講習会などの流れ、日程について説明が行われた。また、株式会社クボタなど2メーカーのドローンの実演も行われ、それそれの特徴について実際に確認した。飛行実演と合わせて行われた、粒剤散布の実演では、通常の1キロ粒剤とは形状が異なり、自己拡散性に優れた「豆つぶ剤」をドローンを使って散布。参加者らは散布の様子をしっかりと確認していた。
講習会後、参加した町内農家からは安全性やバッテリーの持続時間についてや運用時の費用など多くの質問があげられていた。
主催した同センターの茅野秀俊センター長は「農業ドローンの需要も高まり、今後の導入の機会になればという思いで開催した。センターでもドローンの導入や資格取得な随時相談に乗り、しっかりとサポートしていきたい」と話している。

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