JA上伊那伊那支所と西箕輪支所は11月26日、伊那支所で収穫感謝祭を開催した。JAの御子柴茂樹組合長や伊那市議会議員など53人が参加。今年の豊年満作に感謝するとともに来年の平穏な天候による豊作祈願、新型コロナウイルスの早期退散の願いを込めて神事を行った。
神事では神主による修祓の儀や祝詞奏上が行われ、御子柴組合長を始めとした各組織や団体の代表者らが玉串を奉奠。神前で願いを込めて祈りを捧げた。
同支所(伊那・西箕輪)では野菜は7月の長雨や8月の猛暑、花卉は新型コロナウイルス感染拡大防止によるイベントの中止や縮小で計画比を下回ったが、果実や米穀、直売所で計画以上の販売高となり、全体ではおおむね計画通りに推移している。
御子柴組合長はあいさつで「感謝祭は農家の気持ちを1つにする大事な機会。自身の作る農産物に自信と誇りを持ってこれからも農業に取り組んでほしい」と激励した。