地元の花を愛でよう フラワーアレンジメント

JAグリーン長野
思い思いにアレンジする女性部員
思い思いにアレンジする女性部員

JAグリーン長野女性部役員は12月2日、長野市篠ノ井のグリーンパレスで、「フラワーアレンジメント」に挑戦した。新型コロナウイルスにより落ち込んだ「花」の消費拡大・花農家支援をめざしたもの。12人が出席し、フラワー装飾技能士2級資格を持つ生活部鶴田明久部長を講師に、同JA管内産の「ストック」「ユーフォルビア・フルゲンス」「ユーカリ」、県内産の「アルストロメリア」を使用。花の特徴や管内での栽培の経過などを織り交ぜながら、半球形に構成する「ドーム型」のアレンジ方法を学び、実際に生けた。女性部員は、「一番目につく位置に一番目につく花を置く"フォーカルポイント"を押さえること」「色の濃淡によって高さをかえること」など講師の指導に沿いながら、それぞれの好みに合わせてオアシスに花を挿し、一つとして同じものが無い「オリジナル」作品が完成。「地元にいろんな種類の花があることを知って驚いた」「センスに自信がなかったけれど、やってみると良いアレンジが出来た」「自分一人ではなかなかやろうと思わなかったので、いい機会になった」など感想を話した。
小林浜子部長は「コロナ禍の花農家の支援として以前からあたためてきた企画。少しでも地元産の花を活用して、コロナの影響を受ける花農家の支援につなげることができればいい」と話した。鶴田部長は「個性が出るものなので、どれが良い悪いはなく、基本を押さえつつ、何より楽しみながら、地元の花を愛でてもらいたい」と総評した。

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