JA佐久浅間花き専門委員会は12月10日、佐久市のJA本所で花き若手生産者の集いを開き、生産者やJA関係者ら約35人が出席。カーネーション後継者グループやキク青年部など、品目ごとに活動する若手生産者が一堂に会した。
集いでは、カーネーションやキク、アルストロメリアなど品種ごとの令和2年度の実績を振り返り、佐久農業農村支援センター技術経営係花き担当から今年度の気象による栽培課題について説明した。
担当者は「近年、極端な気象条件が当たり前になってきている。来年度は、今年度の様な高温や干ばつ、長雨、日照不足など、栽培管理に厳しい気象条件を頭に入れて、栽培管理することが重要になる」とアドバイスした。
小林専門委員長は「今年は栽培管理の大変な年であった。若い生産者のみなさんは、しっかりと勉強して、今年の反省を生かし、来年度は高品質の花きを栽培して、産地を盛り上げていってほしい」と呼び掛けた。