JA佐久浅間は合併20周年を記念して12月12日、小諸市のベルウィンこもろで佐久浅間農業協同組合合併20周年記念式典を開いた。式典には県会議員やJA管内の首長、第3代組合長でJA全国中央会会長を務めた茂木守元組合長をはじめ、歴代のJA役員など約106名が出席。当初はJA役職員や組合員も参加し記念講演会なども予定していたが、新型コロナウイル感染拡大の影響で来賓とJA理事、各室部長などの出席となった。
式典では20年間のJAの歩みを映像で振り返るとともに、地域農業の発展とJAのさらなる飛躍を誓った。
浅沼博組合長はあいさつで「JAに与えられた課題は、いかに生き残るか。そして生き残った上で農家のため、地域のために使命を果たしていくこと。諸先輩の方々の粒々辛苦の働きによって築かれた、現在の基盤を守りながら、未来への遺産としてJAと地域農業の活性化のため、役職員一同、心ひとつにして取り組んでいく」と誓った。
JA佐久浅間は2000年3月に「日本一のアグリランドをめざして」をスローガンに、広く地域社会に開かれたJAとして、地域に根ざし地域と共に、思いやりと優しさに満ちた明るい社会をつくることを目的にJA佐久市、JA南佐久、JA浅間、JA佐久しらかばの4JAが合併して発足した。