JAながのは地域貢献活動として、家庭などにある食料品を持ち寄り、長野県やNPO法人などを通じて管内のこども食堂の運営団体などへ食料品を贈る支援活動「フードドライブ」に取り組んでいる。
取り組みの一環として、JAと県は12月24日、長野市大町のJAながのフルーツセンターでリンゴ贈呈式を開いた。こども食堂の支援とあわせ、昨年の台風19号災害復旧支援への感謝を込めて、JAから県へサンふじ100箱(1箱=10キロ)を贈呈した。被災した長野市長沼地域などのリンゴ生産者で組織するJA長野平りんご部会が復旧した畑で収穫したリンゴを用意した。また、県の野中祥子こども・若者担当部長からJAの宮澤清志組合長へ感謝状が贈られた。
宮澤組合長は「被災した地域で今年は立派なリンゴが実ったので、こども達にも食べてもらいたい。復旧支援をしていただいた多くの皆さんに感謝している」と話した。
野中部長は「県内のこども達が笑顔になれるよう、今後も支援していただきたい」と伝えた。
JAはこの日のほか、10~11月の間、支所や農産物直売所など管内各地11会場で開催した「地域農業応援!地元農産物直売市」の会場に訪れた組合員、女性部、生産部会などに食料品の提供を呼びかけ、食料品や米などが全体で約11トン寄付された。