毎年恒例イベント サンふじをPR

JAあづみ
贈答用りんごを選ぶ来場者(左)
贈答用りんごを選ぶ来場者(左)

JAあづみは21日、22の両日、安曇野市三郷のJA温選果所で「~農業者支援セール~りんご農産物即売会」を開いた。サンふじの最盛期に合わせて、30年ほど前から続く恒例行事。JA理事やJA職員が店頭に立ち、りんごなどを販売した。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年恒例のりんごの詰め放題やおにぎり、豚汁などの無料配布サービスを見合わせるなど規模を縮小しての開催となったが、県内をはじめ首都圏や関西方面からの来場者で賑わった。
同会ではサンふじの贈答用(1箱=5キロ・10キロ)や規格外品(1箱=5キロ)を1,915箱、袋詰め(1袋=3キロ)を400袋用意。
販売と同時に10箱単位で購入する来場者が多く見られ、JA職員は次々にカートに載せていった。開始15分ほどで規格外品を補充するなど盛況な売れ行きとなった。さらに、選果所入口ではりんごの他に白菜や野沢菜、セルリーなどの地元農産物の販売も行った。
20年前から毎年訪れ、今年は贈答用13箱を購入した来場者は「早速、上越にいる親戚に届けたい。美味しい安曇野産のりんごを待っているので買えてよかった」と喜んでいた。
今年は贈答用の販売が増え昨年対比115%の368万円、同会全体では約1230万円を売り上げた。
三郷地域営農センターの萩原諭センター長は「規模を縮小しての開催にも関わらず多くの来場者にお越しいただき感謝している。安曇野産りんごを広くPRできたと思う」と話した。

MENU