セルリー出荷反省会

JA信州諏訪
コロナ対策として、インターネットを活用して行ったセルリー出荷反省会
コロナ対策として、インターネットを活用して行ったセルリー出荷反省会

JA信州諏訪野菜専門委員会セルリー専門部会は11月16日、富士見町のJA会館ふじみで出荷反省会を行った。同部会員・JA職員ら合わせて58人が出席。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、市場の担当者はインターネットを利用し、リモートで参加した。令和2年度の生産販売実績と課題を振り返り、次年度の対策や要望について協議した。
JA管内は夏場、国内に流通するセルリーの約9割を出荷する日本一の産地。今年度の販売実績は10月末時点で19億8,442万円(前年対比99.8%)、10キロ平均単価は2,969円(前年対比114.8%)。7月の長雨や日照不足、梅雨明け後の高温・干ばつなどの激しい気象変動により、病害虫防除や栽培管理の難しい年となったが、ほぼ平年並みの出荷販売額となった。
中島輝佳部会長は「コロナ禍のなか、栽培に苦慮した年だったと思う。高温・干ばつ対策は大きな課題だが、必ず克服してこそ『日本一のセルリー』。来年も皆でがんばりましょう」と呼びかけた。
市場からは、「気候変動に負けない安定出荷を期待している」、「コロナ禍で販売環境が大きく変わった年だった。売り場の確保、消費宣伝方法の見直しを図り、消費者に不満を抱かせないような販売に努めていきたい」などの意見が寄せられた。

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