JAながの飯綱支所と飯綱りんご部会は11月20日、飯綱町牟礼のアグリサポートむれで、「ふじ品評会」の審査会を開いた。リンゴ生産技術の向上と産地銘柄の確立を目的に毎年開いている。今回は、部会員からサンふじ56点(1点=ハーフコンテナ6ケース)が出品された。最優秀賞に、同町の大塚孝雄さんが選ばれた。表彰式は12月1日に部会の本部役員会で行う予定で、受賞者に賞状が贈られる。
審査会では部会役員、長野農業農村支援センター、飯綱町、JA役職員ら15人が着色や形状、色沢、糖度などを審査した。出品されたサンふじは翌日、長野市の青果卸売市場長印で競売に掛けられた。
審査員長を務めた丸山了部会長は「今年は、長雨や高温など厳しい栽培条件下だったが、しっかり栽培管理された質の高い力作揃いだった」と講評した。