毎年恒例のしめ縄作り 丁寧に丹精込めて

JAあづみ
飾りつけメンバー(左)とわらを編むメンバー(右)
飾りつけメンバー(左)とわらを編むメンバー(右)

JAあづみ女性部有明支部の有志でつくる「縄の会」は11月24日、安曇野市穂高のJA有明支所に隣接する旧生活センターで、正月飾りの制作に励んでいる。12月24、26の両日、同センターで「有明新鮮市」を開き、7種類の正月飾りを販売する。
24日はメンバー7人が集まり、約70センチのわらを編む係、飾りを付ける係など得意分野に分かれて熟練の技を集結し、慣れた手つきで丁寧にしめ縄を作った。
材料のわらは、自らが育てたもので、今年は天候不順で思うように育たなかったが、状態の良い稲わらを選び天日干しして、保管しておいた。
10月上旬から制作を始め、昨年の約2倍の1,000個を手作りする。固定客などからの予約注文が多く、メンバーの制作意欲向上にも繋がっている。
正月飾り作りは20年ほど前から続いており「縄の会」は、地域でしめ縄作りを教えるなど積極的に活動している。
代表の中村きよこさんは「家内安全を第一に来年もいい年になるよう、多くの方にお買い求めいただき、飾って欲しい」と話した。
販売は両日とも午前9時から正午まで。JA大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」でも販売する予定だ。

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