野菜収穫体験 家族で楽しむ

JAあづみ
大根を引き抜く参加者
大根を引き抜く参加者

JAあづみは15日、安曇野市堀金の圃場で農業体験講座「あぐりキッズスクール(野菜コース)」の第2回講座を開いた。管内の小学3~6年生11人とその家族9人が参加。この日は、8月下旬に種を撒いたジャガイモや大根、カブなどの収穫作業を行った。
参加者は初めて使用する「万能鍬」で苦労しながらジャガイモを掘り、30センチほどに大きく育った大根を引き抜き家族で記念写真を撮るなど収穫作業を楽しんだ。
収穫作業を行った参加者は「大きな大根や綺麗な色のカブが収穫できて楽しかった。採った野菜はおばあちゃんに見てもらいたい」と話した。
同講座は、次代を担う子どもたちに「食」と「農」の大切さを伝える事が目的。収穫までの管理作業は、農作物の生育過程を見てもらうため原則、参加家族に時間を見つけて行ってもらった。
営農経済事業部農業企画課の丸山昌則課長は「野菜を育て、収穫する楽しさを味わってもらえたのではないか。この講座を機に農業に興味を持ってもらいたい」と期待を込めた。
今後、収穫した野菜は11月28日に「安曇野スイス村ハイジ里」の食育ルームで開かれる最終講座「料理教室(修了式)」で使用し、調理される。

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