新型コロナウイルス感染拡大の影響で農産物の需要が落ち込む中、地元産リンゴを販売して生産者を応援する販売会としてJA佐久浅間は、佐久市塚原のJA中佐都選果所と小諸市耳取のJAあさま果実共撰所でリンゴ直売セールを開催し、連日サンふじやシナノゴールドの特売品や贈答用を買い求める多くの人で賑わっている。
佐久市塚原の中佐都選果所では、毎年11月下旬に開催していた「中佐都選果所ふじまつり」が今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から中止となったため代替えとして企画。期間を11月10日から11月27日までと長くすることで、来店客の集中を避ける狙いがある。
同JAさく北部営農センターの小林靖センター長は「毎年大好評だったふじまつりを開催できないことは残念であるが、地元産のリンゴを多くの人に味わってもらい、しっかりとPRしていきたい」と話している。