百年ふじ、初出荷迎える

JA中野市
百年ふじの選果作業の様子
百年ふじの選果作業の様子

JA中野市は11月11日、晩生りんご「百年ふじ」の出荷をスタートさせた。百年ふじは、中野市で生まれた「ふじ」の優良系統品種。数多くのふじ系統の中でも着色と熟期が格段に早いことが特徴で、11月初旬に収穫が可能だ。早期出荷による高値販売が期待できることから、JAでは2013年より本格導入に着手し、苗木の養成に取り組み、現在までに導入面積は約30ヘクタールまで伸びている。今回は主に九州地方に向けて、2.2トンの百年ふじが出荷された。今後は「サンふじ」「冠雪ふじ」と品種リレーが続き、12月中旬までの間、首都圏、関西、九州を中心にJA中野市産りんごの出荷が行われていく。

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