家畜に感謝し祈り捧げる、畜魂祭厳かに開催

JA上伊那
玉串奉てんする御子柴組合長
玉串奉てんする御子柴組合長

JA上伊那と同JA畜産部会協議会は、10月30日、伊那市狐島のJA本所で「畜魂祭」を開いた。
同JAでは、牛や豚、鶏、兎など畜産事業の発展と感謝を込め毎年畜魂祭を行っている。
この日はJAの御子柴茂樹組合長や役職員、同協議会から酪農部会や肉牛部会、中小家畜部会の部会員約40人が出席した。
出席者らは、神主の祝詞に合わせ御霊に感謝し、代表者が玉串を奉奠。畜魂に祈りを奉げた。
御子柴組合長は「今年も無事に鎮魂を願うことができた。今年はコロナ禍で肉牛農家を中心に外食産業や消費の落ち込みによる相場下落の影響があったが、酪農は上伊那にとっても重要な産業。担い手の育成や規模拡大に向けて熱意をもって取り組んでほしい」とあいさつした。

MENU