地域を笑顔にする活動を、女性部目的別グループ「菊の会」

JAみなみ信州
大きく育ったドーム菊の植え替え作業
大きく育ったドーム菊の植え替え作業

JAみなみ信州女性部飯田支部の目的別グループ「菊の会」は26日、ドーム菊の鉢への植え替え作業を行った。
菊の会は、地域の人に楽しんでもらえる活動をしようと、道沿いの畑を借り菊を育てる活動を15年ほど続けている。
この日は、見ごろを迎える菊を鉢に移し替えようと、同会のメンバー9人が集まり、直径70CMほどに大きく育ったおよそ20株のドーム菊を畑から移し替える作業を行った。
代表の中田紀子さんは「失敗した年もありましたが、今年は大きく育ってうれしい。少し大きくなり過ぎたかな」と今年の出来栄えを語った。
中田代表が育てた苗を、5月にメンバーで畑に定植し草取りや形が良くなるよう手入れを行ってきた。
この日は「いくにー」「せいの、よいしょ」と声を合わせ掘り上げた菊を鉢に移し、車へと運び入れた。
メンバーの中田道子さんは「作業は大変ですが、集まって話をすることが楽しい。菊づくりばかりではなく野菜作りなど色々なことをみんなから教われる菊の会の活動は、私たちにとって扇の要のような活動です」と話した。
中田代表は「地域の方に喜んでもらえることが嬉しい。来年はもっと形の良い菊が作れるように色々試してみたい」と笑顔で話した。
同会のドーム菊はメンバーが自宅に持ち帰るほか、地元の同JA飯田支所やA・コープいいだ店等にも飾られ、来店者に楽しんでもらっている。

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