戸隠中学校、伝統野菜「戸隠大根」収穫体験

JAながの
戸隠中学校の畑で「戸隠おろし」を収穫する生徒
戸隠中学校の畑で「戸隠おろし」を収穫する生徒

長野市立戸隠中学校1年生18人は授業を通じて、戸隠地域で栽培されている伝統野菜「戸隠おろし(戸隠大根)」について学んでいる。長野県長野農業農村支援センターと戸隠おろし振興会、JAながのが企画して開き、4年目の取り組み。
9月に開かれた授業では、戸隠おろし振興会の横田久会長(82)と県、JAの職員から戸隠おろしの歴史、生産状況や消費動向、栽培方法などを学び、同校の畑で播種作業を行った。生徒は、栽培管理と生育状況の観察を続け、11月4日、収穫体験を行った。
横田会長が「大根に土ができるだけ付かないように、ねじりながら抜いて」と収穫時のポイントを伝えると、生徒は200本以上の大根を次々に収穫した。
収穫を終えた生徒は「自分たちで育てた戸隠おろしの収穫を楽しめた。辛味があると学んだので、自宅で大根おろしにして味わってみたい」と話した。

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