品質に高い評価 JAみなみ信州畜産共進会表彰式

JAみなみ信州
最優秀賞の表彰を受ける丸山さん
最優秀賞の表彰を受ける丸山さん

JAみなみ信州と同JA畜産協議会は10月30日、飯田市鼎の同JA本所で、第23回畜産共進会(肉豚の部・肉牛の部)の表彰式を行った。
受賞者やJA、飯田家畜保健所、南信州農業農村支援センター、JA全農長野の職員が参加した。
肉牛枝肉の部の審査は10月26日に京都市食肉市場で行い、24頭が出品された。
最優秀賞に飯田市の北沢忍さん(62)が出品した黒毛和種牝が選ばれた。
肉豚の部の審査は10月7日に(株)長野県食肉公社で行われ、去勢・雄を1組として6組12頭が出品された。最優秀賞に(株)丸山産業丸山公弘さん(43)が出品した枝肉が選ばれた。
表彰式であいさつに立った、共進会副会長で同JAの中村彰常務は「生産者の努力により、豚、牛共に高い品質が維持され、それぞれの市場から高い評価をいただいています。新型コロナの影響を受け肉牛では一時は厳しい販売単価にもなりましたが、秋に入り回復の兆しが見えてきました。これからも高い品質維持への努力を引き続きお願いします」と話した。
初受賞となった北沢さんは「高い評価を頂きありがたい。これからも良い牛を育てていきます」と話した。
また丸山さんは「同業者が減る中ですが、高い評価をいただき続けていく励みになります。これからもおいしい豚肉を作っていきたい」と話した。
入賞者は次の皆さん。
【肉牛枝肉の部】
▽最優秀賞:北沢忍(飯田市)▽優秀賞:(株)夢ファーム高森農場(高森町)▽優良賞:吉川俊男(豊丘村)、矢澤邦登(飯田市)
【肉豚の部】
▽最優秀賞:(株)丸山産業 丸山公弘▽優秀賞:クリーンポーク豊丘 松下敏文(豊丘村)、本村隆雄(飯田市)▽優良賞:こがねや第1 矢澤宏輝(飯田市)、こがねや第2 小池雅昭(飯田市)、(有)燦燦ファーム 宮下彰(松川町)

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