販売額85億円、JA佐久浅間野菜販売反省会議

JA佐久浅間
あいさつする浅沼組合長
あいさつする浅沼組合長

JA佐久浅間は11月19日、小諸市のベルウィンこもろで野菜販売反省会議を開いた。天候不順や新型コロナウイルスの影響を受け厳しい情勢の中、2020年度の市場販売額が11月上旬時点で前年比99%の85億円となった。主要品目では、ハクサイが15億6000万円、キャベツ類13億9000万円、レタス類10億円、ブロッコリー18億9000万円だった。
委員やJA、市場関係者ら約60人が出席。新型コロナウイルスの影響で県外4市場はリモートで出席した。JA全農長野とJAが20年度の生産販売経過や品目別の販売状況を報告。次年度に向け、計画生産課題品目の需要動向検証と需要に見合う作付体系の構築などによる物量の確保、異常気象条件下における安定生産対策、出荷見通しの精度向上などが挙げられた。
同JAの浅沼博組合長は「昨年に続き今年も厳しい年になった。しかし、このような状況はいつまでも続くわけではない。これからもJAは農家所得向上を目指し、地域の農業を振興していく」と話している。

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