販売100年目の「市田柿」出荷がスタート

JAみなみ信州
仕上がりを確認しながらの市田柿の格付け作業
仕上がりを確認しながらの市田柿の格付け作業

JAみなみ信州特産の市田柿出荷が昨年と同じ25日豊丘村の同JA農産物集荷販売センターで始まった。
「市田柿」は、その名称で1921年に販売が始まり、今年100年目を迎える。
前日の24日には生産者から初受け入れとなった223ケース(1ケース5.1kg)を、職員が格付けと検品を行った。
同JA営農部果実柿課の羽生弘之課長は「柿干し時期の11月の気温が高く心配したが全体的に品質に影響が出るほどでなく、順調に仕上がってきています。100年の長い歴史を持つ市田柿販売により当地域の特産品市田柿を毎年楽しみに待っていただくお客様が全国にいます。皆さんの期待に応えられるよう、品質にこだわった市田柿づくりを生産者とともに努めていきます」と話した。
同部販売課の伊藤謙三主任は「生産者の皆さんは品質、衛生面など大変苦労され良いものを作っていただいています。市田柿需要の最盛期となる年末に向け、量販店の売り場をしっかり作ってもらえるよう頑張っていきます」と話した。
市田柿出荷は12月5日前後から最盛期を迎え、年明け2月中旬頃まで続く。

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