1本の絆をつなぐ、私たちの巻きずし大作戦

JAグリーン長野
「うまく巻けた巻きずし見えるかな?」
「うまく巻けた巻きずし見えるかな?」

JAグリーン長野女性部は10月30日、「私たちの巻きずし大作戦」を行った。各総支部でアイディアを結集した創作巻きずし6種を作成し、部員内でのレシピ共有や料理教室での活用、広報誌等を活用した組合員への披露を通じ、「米の消費拡大」「農と食の関わり」をめざすもの。感染症対策として、今回初めてWeb会議システム「ZOOM」を使い、3会場に分かれた女性部役員をつなぎ、同時刻に作業を始め、最終工程の「巻き」作業を一斉に行った。コロナ禍でも女性部らしいにぎやかに楽しく、また、巻きずしを通じ、離れた場所でも「1本の絆をつなぐ」意も含む。
企画では、部員22人が、JA加工施設3カ所(長野市篠ノ井・川中島・若穂)に分かれて、「地産地消」をテーマに地元の食材を使った創作巻きずしを作成。レシピはこの日までに、6総支部毎にそれぞれの役員が中心となって思案してきた。ZOOMの活用は初との部員も多く、スマートフォンに他の会場が映し出されると、部員は「離れた会場のみなさんと、映像を見ながら会話が出来ていてすごい」と喜んだ。最後の巻きの行程では、小林浜子部長の掛け声で3会場同時に巻き、巻きずしが完成すると各会場の部員が拍手した。
小林部長は、「つながりを絶やさず、コロナ禍でもできることを女性部らしくみんなでやっていきたい」と話す。巻きずしは、小林部長が3会場から回収し、同市篠ノ井のグリーンパレスで完成写真を撮影。レシピや活動の模様を「家の光」の企画「わたしたちの巻きずしレシピコンテスト」に出品を予定する。女性部事務局の職員は今後のリモートを有効活用し、コロナ禍の女性部活動の維持・活性化を支援する考えだ。

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