洋ギク出荷ピーク、見た人が笑顔になってもらえるような花を

JA信州諏訪
洋菊の採花に向けた準備をすすめる中村さん
洋菊の採花に向けた準備をすすめる中村さん

JA信州諏訪管内で、洋ギクの出荷がピークを迎えている。10月中旬から11月上旬頃にかけて、生産者は収穫作業に追われている。
原村のキク生産者の中村清一郎さん(52)は、5年前からハウス2棟でチスパ、フエゴダークを中心に多数の洋ギクを栽培している。7月の定植以降、芽かきや水やり、開花時期をコントロールする電照技術による栽培管理を行い、現在は、妻のひさ美さんと朝8時頃から採花作業を開始。1日約30ケース(1ケース30~50本)を出荷しており、10月下旬ごろまでにかけて、約2万本の出荷を見込んでいる。
中村さんは「花は『心の栄養』。コロナ禍で大変なときだからこそ、花を飾ってほしい。これからも見た人が笑顔になってもらえるような花を頑張ってつくりたい」と話している。

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