食品ロスを減らすため 女性部で「フードドライブ」活動

JA大北
多くの食料品を寄贈したフードドライブ活動
多くの食料品を寄贈したフードドライブ活動

JA大北女性部は、「フードドライブ」活動を行い、10月13日、大町市総合福祉センターにて、活動を通して集まった食料品を、同市社会福祉協議会へ寄贈を行いました。
「フードドライブ」は、食品ロスを減らすため、各家庭で余っている缶詰やレトルト食品、お菓子などを生活に困窮している人たちに届け、「もったいない」を「ありがとう」の笑顔に変える食料支援活動。同女性部では今年度、新型コロナウイルスの影響で、女性部活動が自粛気味になっているのもあり、女性部として今できる活動はないかと考えた際、県女性協議会の活動の一環として、他JAの女性部が「フードドライブ」に取り組んでいることを知り、実施した。そして、10月8日に開催した「令和2年度JA大北女性部全役員研修会」の場で、各部員から家庭で余っている食品を集めるとともに、同市生活就労支援センター(まいさぽ大町)の職員を講師に、「フードドライブ」活動について学習会も行った。
寄贈式では、同女性部の平瀬久美子部長、栗林たき子副部長、郷津順子副部長が、同市社会福祉協議会の中村勝彦会長に、食品を寄贈した。今回寄贈したのは缶詰やレトルト食品、お菓子など全124個。寄贈を行った平瀬部長は「女性部活動の一環として協力できることは協力していきたいという思い。初めての活動だったが、今後も支部同士で情報共有等しながら、継続して活動に取り組んでいきたい」と話した。中村会長は「コロナの影響もあり、食料を必要としている方たちは増えている。有効に使わせていただきたい」と感謝を話していた。今回寄贈した食料品は子ども食堂などをはじめ、大北地域内の必要としている場所でそれぞれ使われる。

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