酸抜け良く食味も早い仕上がり シナノゴールド初出荷

JAみなみ信州
シナノゴールド選果作業
シナノゴールド選果作業

JAみなみ信州は14日、松川町のまつかわインター選果場で、シナノゴールドの出荷を始めた。県内で一番早く、昨年より2日早い出荷となった。
同JA営農部によると今年のシナノゴールドは、10月昼夜の寒暖の差から色付き、酸抜けもよく例年より食味が早く仕上がっている。
初日に選果したものの糖度は14~15度ほどと例年並みの仕上がりという。
今年度同JAではシナノゴールドの出荷を6,500ケース(1ケース10kg、昨年度6,057ケース、前年対比107%)と見込んでいる。
この日、管内全域の生産者から165コンテナ(1コンテナ15kg)を受け入れ、選果、箱詰めしたシナノゴールドは、関西と中京の市場へ出荷した。
同営農部営農技術員でリンゴチーフの宮嶋天係長は「順調に仕上がっている姿を見ると生産者の方の努力を感じます。これから天候などの被害もなく、晩生品種のふじまで順調にリレーしていきたい」と話した。
同JAのシナノゴールドは10月下旬に出荷ピークを迎える予定で、王林へとつなぎ、11月上旬からサンふじの出荷を始める予定。

MENU