ユーカリ出荷始まる

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品種ごとの規格を確認する生産者

JA佐久浅間で産地化に取り組んでいるユーカリの出荷が始まっている。コアラの餌としてイメージが強いが、観葉植物としても人気が高い。JAでは、低コストで作業負担が少なく導入しやすい品目として生産振興している。
出荷本格化を前に10月6日から10日にかけて管内6箇所で、出荷目揃え会を開き、生産者ら70が参加。「グニー」「銀世界」などの品種の見本を示しながら出荷基準や荷造り時の留意点を確認した。JA担当者は「市場のお客さんは第一に株元を見て、その物の良し悪しを見定める傾向があるので、しっかりと株元を揃えて荷造りをするように」と説明した。
同JAでは2015年に5戸の農家が試験栽培を始め、20年は新規栽培者が25人加わり、全体で約130人が栽培。10月中旬から出荷が本格化し、12月上旬まで関東や関西を中心に各市場へ約40万本出荷する予定だ。

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