圃場を見学し点数を付ける審査員ら
JAあづみセルリー部会は7日、共進会を開いた。部会代表者や県松本農業農村支援センターの職員、営農指導員ら11人が審査員となり管内の20カ所の圃場を審査した。
部会員の生産意欲向上や栽培技術の統一など生産拡大を図り、そ菜品目振興のため毎年開いている。
審査前に、丸山富美雄さん(65)は「各圃場で学ぶことは多い。生産振興に繋がるよう、審査基準に沿ってしっかりと審査して欲しい」とあいさつした。
審査基準は栽培面積や生育状況、病害虫発生状況など5項目。審査員は、各地域営農センターの営農指導員から株張りの状況、病害虫発生の有無などの説明を聞いて点数を付けた。
松本農業農村支援センターの清澤靖仁担当係長は「8月の高温、乾燥、9月の降雨と今年は生育が難しい年。軟腐病が見られるものの品質が整っている圃場が多い。生産者の努力が顕著に現れている」と評価した。