コスモスを見ながらウォーキングを楽しむ部員ら
JAあづみ女性部は7日、安曇野市堀金の国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)で毎年恒例となっている「ノルディックウォーキング交流会」を行った。健康促進や仲間作り、部員同士の交流を深めることを目的に募集したところ、昨年よりも10人多い55人が参加、部員らはコロナ禍でのアウトドアスポーツを楽しんだ。
JA理事で講師を務めた細田範良さんは「人生100年時代。健康に勝るものはない。新型コロナで運動不足が心配。皆さんの健康作りに繋がるようお手伝いさせていただきたい」とあいさつした。
ノルディックウォーキングは北欧のクロスカントリー選手が、夏場の体力維持のため、ポールを持って野山を歩いたのが始まりで、ポールを持つことにより4足歩行となるため、足・腰への負担が軽減できるうえ、全身の90%の筋肉を使う最も簡単な全身運動で通常のウォーキングに比べ3割以上のエネルギー消費効果がある。
部員らは全長約4kmの安曇野の懐かしい里山の風景と安曇野を象徴する季節の花風景が楽しめる「里山文化ゾーン」コースや約20万のコスモスが咲き誇る花畑と北アルプスの景色が楽しめる「田園ゾーン」コースなど3つのコースの中からそれぞれ自分の体力に見合ったコースを選択し思い思いにウォーキングを楽しんだ。
女性部の鶴見静江部長は「新型コロナウイルスの影響で本来の活動が出来ずにいた。毎年部員が楽しみにしている活動のひとつなので実施出来て良かった。仲間と大自然を満喫できたし健康を維持する為、続けたい」とあいさつしほっと胸をなでおろした。
部員らはウォーキング後、農産物直売所「VIF穂高」の地元野菜をふんだんに使った弁当を美味しそうにほおばりながら久々の活動に喜びを噛みしめるとともに、秋空を満喫した。