実りの秋 収穫の喜び体験

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刈り取った稲を協力して束ねる児童

岡谷市立岡谷田中小学校の5年生児童60人は9月30日、校内に作った田んぼ(約10メートル四方)で稲刈りを行った。総合学習の一環で、米づくりの過程を学び、作ったものを収穫し、食べる喜びを味わってもらいたいと毎年行っている。当JAも食農活動として一緒に作業し、「食」と「農」を守るJAの役割を伝えている。
児童たちは稲刈り鎌を安全に使用するための使い方、刈り取った稲の束ね方などの説明を受けた後、作業を開始。いくつかのグループに分かれ、半年間大切に育てた米を一株一株丁寧に収穫した。児童は「刈り方や結び方はこれでいいのかな」など互いに声を掛け合いながら協力して作業をした。小林海斗さん(11)は「稲を運ぶのは大変だったけど、たくさんのお米がとれてうれしかった」と笑顔で話していた。
刈り取った稲穂は、学校プールのフェンスにかけて乾燥させ、様子を見ながら脱穀をする。11月には収穫祭を計画している。

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