園児にブドウを手渡す青年部員
JA松本ハイランド青年部川手支部と明科支所農政協議会は9月29日、川手地区特産のブランドぶどう「山清路ぶどう」と新米の「コシヒカリ」を同地区内の保育園3園に寄贈した。地域の園児に、地元農産物のファンになってもらおうと実施し、今年で3年目を迎える。
東筑摩郡生坂村にある生坂保育園には、青年部員とJA職員あわせて4人が訪れ、旬を迎えたシャインマスカット4房、巨峰6房、新米コシヒカリ10キロを寄贈。青年部員が7月の長雨から一転して8月は天候がよく、おいしいブドウになっていることを伝えて手渡した。青年部員から両手に収まりきらないほど大きなブドウを受け取った代表の園児たちは「大きい!」「おいしそう!」と歓声を上げた。同保育園では、おやつや給食の時間に「山清路ぶどう」や新米を味わった。
同支部部員の松本大英さんは「子どもたちが『おいしい!』と喜んでくれる素直な反応はやりがいになる。大人になっても地元のブドウに誇りをもってもらえるようしっかりと味わって記憶に残してくれたらうれしい」と話した。
同日のうちに安曇野市明科地区にある明科北保育園・明科南保育園でも同様の寄贈活動を行い、3園合計で、シャインマスカット16房、巨峰30房、新米コシヒカリ40キロを寄贈した。