手際よく作業を進める児童ら
JA長野八ヶ岳の小海支所が、1支所1協同活動の一環として食育授業を支援する小海小学校で2日、5年生児童と支所職員が参加して稲刈りを行った。
米作りは、5月の田んぼのあぜ作りから始まり、代掻き、田植え、草取り、水の管理を経て、ようやく収穫を迎えた。
同支所の新津正幸支所長から稲刈り鎌の使い方や、刈り取った稲の束ねかたなどの説明が行われ、児童らは5アールほどの田んぼに実った稲を1時間程で刈り取った。半年間大切に育てた米を一株一株丁寧に収穫した。刈り取った稲は、校庭脇のバックネットの支柱を利用してはぜかけして、天日干しにする。
初めて稲刈りに挑戦した児童は、「最初は少し大変だったけど、徐々に慣れてきて楽しかった。育てたお米をたくさん収穫できてうれしい」と笑顔で話した。
今回収穫したもち米は、10月下旬に脱穀を行い、11月の収穫祭で保護者や関係者らと餅にして食べる。