天候不順のり越え、良質品出荷へ

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JA営農指導員より見本をもとに出荷基準の説明を受ける生産者ら

JA大北リンゴ生産部会と当JAは9月29日、秋映やシナノスイートをはじめとした中生種の目揃え会を大町市の同JAりんご選果場で開いた。
目揃え会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2回に分けて、人数を分散させての開催とした。参加した生産者らは、JA中部営農センターの営農指導員より、選果場の選果機センサーによる着色度、熟度の数値と見本を基に出荷基準の説明を受け、基準を確認していました。中生種の生育状況については、9月後半から気温が下がり始め、着色は順調に進んだが、7月の長雨、8月以降の高温などの異常気象により、病気や日焼けが発生し、収量は例年に比べて減少の傾向となった。ただし、品質的には味も良く、良い出来映えとなった。同センターでは引き続き適熟での収穫、出荷を呼びかけている。
選果場では既に中生種の受け入れを開始しており、10月上旬より秋映の選果を始め、10月中旬頃よりシナノスイートの選果を予定している。今年の中生種の出荷は、主に中京・北陸方面の市場に約10,200箱(1箱/10kg)の出荷を計画している。

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