来年度へ向け、JA佐久浅間小菊反省会

JA佐久浅間
育苗の説明を聞く新規栽培者
育苗の説明を聞く新規栽培者

JA佐久浅間は10月22日、小菊出荷反省会を開き、生産者ら26人が出席。2020年度の販売実績や課題を振り返り、JAから来年度の増産を要請した。
同JAの20年度の小菊の販売数量は、前年度対比で99%の約5000ケース(1ケース100本入)と、春先の高温、6月から長雨や日照不足、梅雨明け後の高温などの激しい気象変動により、病害虫防除や栽培管理の難しい年となったがほぼ平年並みの出荷・販売となった。JA担当者は「小菊はまだまだ需要がある品目で、市場から増産の要望が強くある。1本でも多く栽培して、出荷量の増加を目指してほしい」と要請した。
また、反省会終了後、20年度の新規栽培者向けに育苗の説明会を開催。伏せこみや挿し穂、挿し芽、病害虫防除の説明をし、育苗からチャレンジして欲しいと呼び掛けた。
今年から栽培を始めた男性(68)は「今年は5000本出荷することが出来た。白サビ病が発生したりと反省も多かったので、来年はより多くの小菊を出荷出来るように栽培技術の向上に努めたい」と話した。

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