JAみなみ信州女性部阿智支部の目的別グループ「ルピシアの会」は、13日、飯田市の飯田果実選果場内にある同JA上郷加工施設で、メンバー8人が参加し、本格的なトマトケチャップづくりを行った。
同グループは、阿智支部役員やエプロンサポーターを共に行ったメンバーが集まり3年目の活動で、郷土料理を作ったり食べ楽しむことを主な活動とし、健康食や流行の料理なども積極的に活動に取り入れている。
今年8月にトマトから作るケチャップづくりを行った際にメンバーから「加工施設で作ったトマトケチャップもとてもおいしかった」と話が上がり「やってみたい」「本格的な施設で加工品の体験してみたい」と今回の活動が決まった。
販売許可を持つ同施設は、JAオリジナル商品の『お母ちゃんの手づくりジュース(りんご・うめ)』の加工事業を行い、女性部などの加工品づくりにも利用されている以外にも、手軽に加工体験もできる。
今回同グループは玉ねぎとニンニクを各々で持参し、そのほかの材料や調味料、瓶などは施設で準備した。
同施設代表の大島嘉恵さんから説明を受けながら玉ねぎやニンニクのカットや、瓶詰、キャップ用保存シート張りなどを体験し、およそ2時間ほどで110本の瓶詰めトマトケチャップが完成した。
メンバーは「あっという間にできてびっくり。まずはパスタかな、食べるのが楽しみ」と出来たばかりのケチャップに興味深々。
大島さんは「皆さん手際が良くてさすが女性部ですね。多くの組合員の方に施設を知ってもらい、楽しく活用してもらいたい」と話した。
作業後には大島さんから「今後は焼き肉のたれも作りに来てね」と声を掛けられたメンバーは「やってみたい」「また来ます」と話した。
グループ代表の櫻井利子さんは「グループの活動では分担を決めなくてもそれぞれが必要な作業を行い効率良くできてしまい、頼もしいメンバーです。自粛が続く中では出歩くことが少なく、みんなで集まって活動ができることが楽しみになっています」と話した。