オンラインショップ「たーんとながの」の画面
JAながのが9月1日から開設した農産物オンラインショップ「たーんとながの」と「カスタマーセンター」で順調な受注状況が続いている。贈答用ブドウ(1箱2キロ・5キロ)と贈答・自家用リンゴ(1箱5キロ・10キロ)を取り扱い、9月30日までの一カ月間で、2072の受注数と2708件の電話問い合わせがあった。
9月上旬は種なし巨峰とナガノパープル、中旬からシャインマスカット、下旬からはリンゴ「秋映」の注文を受け付けている。現在は、注文を受けたシャインマスカットと秋映を全国の客へ発送している。10月1日からはリンゴ「シナノスイート」の受付を始め、下旬からは主力品種「サンふじ」を受け付ける。更に今後はJAの他の特産品を随時取り扱っていく予定。旬の農産物を待ち望んでいる全国の消費者の期待に応えるとともに、販売事業を強化し組合員農家の所得向上をめざす。
独自オンラインショップ開設によりJAブランドの構築、新規顧客の獲得と利便性の向上、事業の効率化をめざす。これまでは、複数あるJA共選所ごとに個別で贈答品などの受注業務を行っていたが、EC(電子商取引)注文により一括管理することで、全体の掌握と適切な情報管理、複数商品の提案、業務負担とコスト低減につなげている。